2013年3月23日土曜日

危険な道具

藤子・F・不二雄大全集で『ドラえもん』を読み返しているが、たまに、いや結構頻繁に危ない道具が出てくる。 「捨て犬だんご」もその一つだ。このだんごを犬に食べさせて捨ててくると、二度と家に帰って来られないという、 ペットを捨てるための道具なのだ。 現代ではペットを捨てるというのは無責任な咎められるべき行為だと思うのだが、22世紀ではそうではないのだろうか。 しかもこの道具、人間にも効果があるのだから恐ろしい。 「クローン培養基」という道具も中々危ない。名前のとおりクローンが作れる機械で、 のび太はジャイアンとスネ夫のクローンを作ってしまう。 こんな個人が使うような道具で易々とクローンが作れてしまっていいのだろうか。 22世紀の社会は一体どんなことになっているのかとても気になる。 前述したように倫理的に危ない道具もあれば、ストレートに物理的に危険な道具もある。 有名どころでは地球破壊爆弾なんかがそうだろう。同じ話に出てくるジャンボ・ガンや熱戦銃も危険だ。 こういう所もひっくるめて本当にドラえもんは面白い。日本一のギャグ漫画だ。